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第42回第一生命全国小学生テニス選手権大会 二日目 結果

こんばんは!

アカデミー福岡校の井上です!

 

42回第一生命全国小学生テニス選手権大会の二日目の結果をお知らせいたします。

 

 

BS

2R

崎山修治選手●3-6,4-6◯安居院咲空選手

 

GS

2R

須崎栞選手◯6-3,1-6,6-2●太田光音選手

 

3R

須崎栞選手●6-1,4-6,4-6◯浦田夏帆選手

 

崎山選手の相手は正確にコントロールするフォアハンドとディフェンスの返球が上手な今大会第6シードの選手でした。

 

崎山選手は前日の試合の反省点を踏まえ、前半から自分の展開に持ち込みます。

 

しかし、2-1からリードを広げれそうになったタイミングで相手選手のしつこいプレーに我慢し切れずにリードするチャンスを逃してしまいました。

 

そこから前半に比べて少し丁寧になり過ぎてしまい崎山選手の良さがなかなか出ません。

 

少し落ち着きを戻した安居院選手な得意のフォアハンドを中心に攻められ3-6でファーストセットを奪われます。

 

迎えた第2セット。

 

ファーストセットを取られた焦りが出ているのか、勇気を持って攻めることができません。

 

いつもだったら左右に振り相手が崩れて高いボールを撃たれたところをボレーやドライブボレーをするところを落としてラリーに戻ってしまうという展開が続いてしまいます。

 

しかし、2-5から何とか凌ぎ4-5まで追い返しますがギアを上げた安居院選手にラブゲームで落としてしまいゲームセット。

 

プレッシャーがかかった時の心境、リードした時の自分の癖など準備していきましたが分かっていても勇気を出せないのがテニス。

 

テニスのスキルと同じぐらい大切なことを学んだ試合でした。

 

 

須崎選手の2Rの試合は、試合前半から果敢に自分からカウンターや早いテンポの攻撃などでプレッシャーをかけるテニスで相手のミスを引き出していました。

 

セカンドセットになると相手選手が見事に修正してきます。

 

なかなか自分のやりたい様にやらせて貰えずに、無理矢理展開しようとしてしまいミスが増えてしまいます。

 

セカンドセットを1-6で落としてしまいます。

 

この無理させられている状態を見ていると昨日のような勝ちが見え始めて焦りが出ているのでは?と感じました。

 

しかし、須崎選手も昨日の試合で学んだことをコート上で表現できました。

 

そこから今の現状をしっかり把握し、判断ミスが一気に減りました。

 

そしてここぞという時のアタックやドロップショットで相手選手にプレッシャーをかけ、ファイナルセットを0-2から逆転勝利をおさめベスト16を決めました!

 

そして迎えたベスト8かけ。

 

試合前に

 

「プレッシャーがかかった時に決めたことをやり切ること」

 

そう決めてコートに送り出しました。

 

ファーストセット。

 

相手選手の特徴を理解し、得意な展開を完全に阻止していました。

 

そしてドライブボレーなどネットに近づくプレーも積極的に取り入れ6-1と奪取。

 

迎えたセカンドセット。

 

ファーストセットを取っているので目の前に勝ちが見え始めてくる時間です。

 

しかし、そんなことは気にせず目の前のテニスゲームに集中する須崎選手。

 

相手選手の大事なところで強烈なストロークの猛打や、スライスなどでミスを誘われる須崎選手。

 

お互いかなり見応えのある展開でした。

 

4-4のゲームを取れそうな場面でやはり勝ちを意識したのか、ポイントを取りたいという気持ちが強く出過ぎてしまい一気に自分にプレッシャーがかかりこのゲームを取り切るこたができず4-6で落とします。

 

そして運命のファイナルセット。

 

こちらから見ていると先程のショックが大きいか?と思っていました。

 

しかし、気持ちを切り替え「決めたことをやり切るテニス」で3-0のリードを広げます。

 

このまま勢いに乗っていくかと思いましたが、再び勝ちが見えてしまいなかなか攻め切ることができません。

 

さらに相手選手の覚悟を決めたかの様な急なストロークでのエースやドロップショットにもプレッシャーをかけられてしまい、ゲームカウントからのプレッシャーと相手のテニスからのプレッシャーの2つと戦っていました。

 

そこから一気に3-3に追いつかれ、何とか粘り4-3でリードするもファイナルセット3-0からもイメージが強いのかリードしても取り切ることができませんでした。

 

結果、ファイナルセット4-6で敗退。

 

敗戦後、

 

3-0の時に3-3に追いつかれるイメージの方が強かった」

 

と須崎選手は言っていました。

 

今大会で試合中にテニスのレベルを上げてきたことは今までにないものすごく成長した点だと思います。

 

リードした時の考え方、プレーはまだまだ課題の残る結果となりました。

 

 

最終的に崎山選手がベスト32、須崎選手がベスト16という結果になりました。

 

かなり悔しい結果となりましたが、まだまだこれから戦いは続きます。

 

私もジュニアも気持ちを切り替えて次の全日本ジュニアまでに修正に最高の状態で大会に臨みたいと思います。

 

福岡からのご声援ありがとうございました。

 

エンジョイ⭐︎テニス

福岡市西区にあるテニススクール

テニスアカデミーラフ福岡校の井上でした!