Staff Blog
こんにちは!
僕です。
関アジ・関サバ食べました。
アカデミー校畑中です。
本日は、マニアック過ぎて誰も読んでいないんじゃないか説が有力な「数字で見るテニス」の回です。
今回のテーマは「確実にエースを取る方法を考える」。
それでは早速はじめましょう!
皆さんもご存知の通りテニスでは
最後にボールをコートに入れた方に1ポイント入る
というシステムです。
自分が打ったボールがコートに入り、それを相手が返せなければいいわけです。
そんな事はわかっとるわ!
と思ったあなた。
落ち着いて下さい。
まだ先は長いです。
とにかく、相手にボールを返されないようにするには触らせないのが一番確実。
つまりエースを取ればいいわけです。
まず前提として
この検証では「誰からでも」「確実に」エースを取りたいので対戦相手は世界最速レベルで動くことができるという設定にします。
今回僕が放つボールに追いついて頂くのはこちらの方。
日本陸上界の至宝。桐生祥秀選手。
彼は2017年に日本人史上初、10秒の壁を破り100m9秒98の記録を出した、まさにスーパーアスリートです。
桐生選手はスタートから最初の10mを1.85秒で駆け抜けます。
(ちなみにそこからどんどん加速してトップスピードは60m-70m区間でこの間の10mのタイムは0.87秒です。はやーい!)
そんな彼が追いつけなければ誰も追いつけないと言っても良いのではないでしょうか?
今回の検証のテーマは相手のポジションに関係なく確実にエースを取る方法なので桐生選手にはベースラインの中央からスタートして頂きます。
ベースラインの中央からシングルスサイドラインまでの距離は4m11cm5mmです。
ラリーの中で正確にライン上を狙うのは非常に難しいので
今回はその1m11cm5㎜内側、ベースライン中央から3mの地点にボールを打ち込むことにします。
こんな感じです。
桐生選手はスタートから3mの地点まで0.55秒で到達します。
反応時間を0.1秒と仮定すると0.55+0.1で0.65秒で追いつきます。
つまり0.65秒以内にベースライン中央から3mの地点にボールを打てれば確実にエースとなります。
(様々な要素を無視したかなり大雑把な計算上です)
さあ、ここからがやっと本題となりますが(ほんとにやっと)
それにはどれくらいのスピードが必要でしょうか?
自分のコートのベースラインから相手コートのベースラインまでの距離は23m77cmです。
この距離を0.65秒以下で通過するために必要なボールの時速は…
130km/h以上!!
速い!
男子トッププロ並みのスピードです。
我らが英雄、首藤コーチなら何とかなるかもってレベルです。
これは小中学生には正直厳しい。
これ以上スピードを出すのは難しく、かといって
これ以上厳しいコースに打つとなると難易度はかなり上昇します。
うーん…。
ご安心下さい。
スピードも上げず、コースも変えず
エースを取る方法!
ございます。
それは…
続きはまた次回!
現場からは以上でーす!
エンジョイ☆テニス
大分市にあるテニススクール
アカデミー校畑中でした。