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この一球は絶対無二の一球なり

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

テニスアカデミーラフ福岡校の松岡です。

 

 

 

最近ブログの登場頻度が少しずつ高くなっています。

 

井上コーチの熱いブログには負けていられません。

 

 

 

私は今年からジュニアクラスでは育成②クラスと選手コースを担当しています。

 

 

 

現在では平日も土日もレッスン以外の時間はほぼ全てプライベートレッスンで埋まっております。

みんなほんとに情熱というか、テニスに懸ける熱量が凄いですね。

 

 

もちろんみんながみんな試合に勝てるわけではありませんし、どんな大会でも全勝で終われるのは一人だけ。

どんだけ練習してきて、とてもいい内容で勝ったとしても次の試合は急にボロボロで負けてしまう事もあります。

 

 

私がよく選手たちに話すことで、こんな話をします。

 

『テニスは急に上手になることもないし、急に下手になることもないよ』

 

 

特に試合の結果報告の中で、

『サーブが全然入りませんでした。だからサーブの練習がしたいです。』

 

『?』

 

『その前の試合のサーブはどうだった?』

 

『・・・ダブルフォルトは一回もなかったです』

 

『?』

 

『サーブが入らんかった試合はどんな精神状態だったんかね』

 

『1ゲーム目のリターンゲームで、30-0から4本連続ミスしてキープされて、その次のサービスゲームの最初のポイントをダブルフォルトして、ヤバイヤバイってなって、、、そのままサーブが入らなくなって、、、』

 

こんな会話をよくジュニア達とします。

 

そもそも試合のフィードバックをじっくりしてみると、

①精神状態はどうだった?ゲームごとに思い出してみよう。

➁30-0からなぜ4本連続ミスした?油断?慢心?勝ちビビり?イケイケで3ポイント目も攻めて、ミスした後に丁寧なプレーをできなかったから?

③2ゲーム目のスタートはどんな気持ちでサービスゲームにのぞんだ?

④流れがよくない状況は理解できてた?それを何とかする為にどんなことをした?

 

これは普段のレッスンでもみんなに話すことですが、

内容(どんなプレー ※攻めた?繋いだ?展開した?)と、その時の精神状態をリンクさせて考えるようにしています。

 

強気で攻めたのか。落ち着いて攻めたのか。焦って攻めたのか。弱気で攻めたのか。早くポイントを終わらせたくて攻めたのか。長いラリーに我慢が出来ずに攻めたのか。

 

これはジュニア一人ひとりそれぞれの表現方法で大丈夫ですが、このあたりを度外視して、

 

『攻撃をした時にミスが多かったので、チャンスボールの練習がしたいです』

と言われても

『う~ん』となってしまいます。

 

行動には必ず理由があり、感情があります。

 

なんでこういう行動をとったんだろう?

こんな行動をとる為にはどんな考えをしたらいいんだろう?

 

 

私がこのジュニアテニスの世界に入った20年近く前に、尊敬するコーチから言われた言葉で、

『行動を変えるには考えを変えんといけん。人は簡単には変わらんから、まずは自分を変えんといけんよ。』

 

これはコーチとしての私に向けられた言葉でしたが、選手達にも当てはまると思っています。

 

 

全国選抜ジュニア九州予選、全国小学生福岡県予選、九州ジュニア福岡県予選と一年な中でも熱い大会シーズンに入っていきます。

 

 

一人ひとりが自分自身と向き合って、目の前の一球に集中していきましょう!

 

 

※長文、乱文を最後まで読んで頂いてありがとうございます。

次回は短めで書きます。

 

 

エンジョイ☆テニス

福岡市西区にあるテニススクール

テニスアカデミーラフ福岡校

松岡でした。