Staff Blog
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
インドアテニススクールラフ福重校の松岡です。
いつも普通に思ったことを文章にしてますが、ブログが長くて途中飛ばしちゃいましたーという声がありましたので今日は短めに。
かどうかは書き終わってみないと分かりませんので、とりあえず今日もスタート!
とか言いながら本題に入る前にいつもの余談を。
先週の日曜日より反省をしまして、今週はちゃんとストレッチを毎日しています。
私のストレッチの師匠?一方的なライバル?より先日アドバイスを頂きました。
「ちゃんと息を吸って、吐きながらのばしてる?」
なるほど。
それ何回も聞いたね。
忘れていました。
今日からちゃんと呼吸しながらやろう!
それを忘れて2日経ち、今ブログを書きながら思い出しました。
今日こそは!
ということで、今日のタイトルは「変わる瞬間」
子供たちがテニスをするうえで、目的は様々です。
ただ運動に来る、友達と一緒が楽しい、コーチが好き、テニスが楽しい、上手になりたい、、、
色々あると思います。
もちろん私達コーチは楽しいだけでなく、上達する為にあれこれ考えながらメニューやアドバイスを考えなければなりません。
それでは上達する為にはどうしたらいいか。
一つ目は、問題を見つけてアドバイスやヒントを与え改善させる方法。
コーチも根気強く伝え続け、子供達自身にも意識付けする必要があります。
選手に限らずですが、表面的な部分ではなく、内面や考え方を変えることでプレーを変えていく作業も重要で非常に時間を要します。
二つ目は、教えないこと。自然と変わっていくのを待つこと。
必要以上のことは伝えずに自分で考え修正し続けるまで待つことです。
これは放置するわけでもなく、自分の感覚で〜とか、自分で考えて〜ということではなく、自分で自己修正を繰り返せるような環境と時間を作ってあげることだと考えます。
本日のジュニア3クラスではレギュラーメンバーが4名での受講でした。
いつもは空振りしたり、打ったボールが天井に当たっても笑顔が見えてしまう時もあるようなクラスですが。
今回のレッスンは、10分のアップの後にショートラリーをしよう!というのがテーマ。ボールを打つ際に必要な5つのコントロールのうち、重要度の高いボールの強さと高さをコントロールして二人で50回続けよう!という内容です。
ロングラリーを3分ノーミスでラリーすれば約100回のラリーができると考えると、ショート50回に必要な時間は1分ちょっとしかかかりません。
さて、スタートしてみて最初の5〜10分はほとんど声をかけずに各々でショートラリー開始。
想定通りだいたい5回程度しか続かず、ミスしても笑ってたり、構えもなければ足も動かない。
ここで、もっと足を動かして!打点をしっかり!構えはできてる!?という声かけはしません。
10分経ったくらいで一旦集合。
「50回続けるのはとても簡単だよ。とうすればいいと思う?一人が25回連続でネット越したら終わりだよ。さあ、いこう!」
ここでみんなの顔つきが変わります。
「どんなことがあってもネットにかけない!」
今まででバックがネットを越えなかった女の子のバックハンドのネットミスが急に無くなります。
相手のボールが大きくて、ボールを追わなかった男の子が、ベースラインを越えるようなオーバーのボールを追いかけて何とかネットを越す。
ミスしてもヘラヘラしてた子が、自分のコントロールミスに対して、相手に「ごめん、お願い!」という声かけをする。
打ったあとにボケーッとしてた子が、真剣な表情で相手を見て自然と構える。
たったの15分程度でここまで子供達は変わります。
私が声をかけたのは、集合した時に言った、「どんなボールがきても25回連続でネットを越そう。」だけです。
集中というよりは、夢中になるとここまで変わります。
つくづく子供達の能力の高さというか、成長の速さにはいつも驚かされます。
結局集中力の持続時間の影響もあり、50回のクリアはできませんでしたが、ジュニア達にとっては大きな変化を感じた60分だったと思います。
今回のレッスンは少し極端な方法でしたが、子供達が自然と集中するまでは邪魔になるので声かけはしない。集中モードに表情が変わったらアドバイスをするというふうに決めています。
また集中しやすい状況を作るために、こちらは環境やルールを作ってあげる。
今回は全員の顔つきが変わったな、と感じるまでに30分ほどかかりました。
50回という目標をクリアできなかったので勿論悔しそうな表情でしたが、とてもいい顔をしていました。
さあ、来週が楽しみです!
私もちゃんと息を吸って〜、吐いて〜、ストレッチ頑張ります!
エンジョイ☆テニス
福岡市西区にあるテニススクール
インドアテニススクールラフ福重校
松岡でした