Staff Blog
こんばんは!
アカデミー福岡校の井上です!
全国小学生テニス選手権大会九州地域予選の最終日の結果をお知らせいたします。
U-12BS
F
崎山修治選手●3-6,2-6◯岸本翔汰選手
U-12GS
3位決定戦
須崎栞選手●4-6,4-6◯矢野碧依選手
崎山選手の決勝戦の相手は3月の九州ジュニア福岡県予選で当たった岸本選手でした。
勝ちたいというプレッシャーからか前半から攻めの展開に持っていけずにファーストセットを3-6で取られてしまいます。
迎えたセカンドセット前半。
崎山選手も声を出しファイトしましたが、中々リードすることができずに2-6で取られ敗退。
岸本選手は攻撃力がかなり上がっており、今日も崎山選手よりも先に仕掛ける見事なプレーがたくさんありました。
崎山選手は試合後、
「自分がいつもと違うことに気が付かなかった。」
と語っていました。
九州大会、全国大会を経験している崎山選手でもプレッシャーがかかるとこうなってしまうのかと感じた試合でした。
「勝ちたい」
と思うことは大事だと思いますが、そこにばかり執着しているとミスを恐れてしまったり、相手のナイスプレー、自分のミスを認めることが出来なくなってしまいます。
勝ちたいのはもちろん選手全員が思っていることですが、その中でもチャレンジャーの気持ちで戦える選手が強いと思います。
ジュニアのみんなもコーチと試合をする時はゲーム展開であったり駆け引きが楽しくて仕方がないと思います。
ただ、同じ年代や同じクラブの選手とやったりすると一気にその楽しさが無くなりませんか?
それはコーチとやる時はチャレンジャーだからです。
同じ年代の選手とやる時は
「こいつには負けたくない。」
というような気持ちがチャレンジャー精神が無くなってしまう原因でもあります。
「勝ちにこだわらない。」
わけではなく
「“勝つことだけ“にこだわらない。」
ということが重要であると改めて感じました。
須崎選手の相手は1月の九州マスターズ大会で対戦し、苦戦したサーブ、ストローク共に力強いショットが特徴的な矢野選手。
前半から押され押し返しの展開が続いていましたが、ゲームポイントで簡単に取らせてくれない矢野選手の強烈なストロークに押されファーストセットを惜しくも4-6と落としてしまいます。
セカンドセットもお互い譲らない展開が続きましたが、やはり先にリードをされてしまいます。
先にリードを許してしまうと先にプレッシャーがかかるのは、須崎選手。
プレッシャーがかかってしまうと普段しないミスをしたり、攻めれないところで攻めてしまったり、攻めないといけないところで攻めれなかったり。
というようになってしまいます。
以前、私が見た記事の中にこんなことが書かれていました。
・勝ちたいという結果からのプレッシャー
・新しい会場でのプレーや周りの観客という環境から起こるプレッシャー
・相手選手の良いプレーから起こるプレッシャー
この3つが挙げられていました。
今回の須崎選手の試合を観て3つ目の相手選手の良いプレーから起こるプレッシャーを感じてしまったのではないかと考えます。
守りでも攻めでもプレッシャーはかけれます。
今どのプレーが必要かを感じながらやるともっと良い結果になっていたかもしれません。
改めてテニスゲームの難しさを痛感した試合でした。
今大会の結果で
崎山修治選手、須崎栞選手が全国小学生テニス選手権大会出場決定
鍬塚新選手が全日本ジュニアテニス選手権大会出場決定
以上の通りとなりました。
全国大会では一度気持ちが引いてしまうと逃してくれなくなります。
技術面はもちろん、テニスゲームの理解に力を注いでいこうと思います。
そして今から崎山修治選手と全国選抜テニス選手権大会出場に向けて千葉県に飛び立ちます✈️
タフなスケジュールとなっておりますが、精一杯頑張って参ります。
引き続き、応援の程よろしくお願いいたします。
エンジョイ⭐︎テニス
福岡市西区にあるテニススクール
テニスアカデミーラフ福岡校の井上でした!