みなさんこんばんは。

アカデミー福岡校の伊藤です。

いよいよこの日がやってきてしまいました。

本日をもちまして私はテニスアカデミーラフ福岡校を卒業し、故郷である千葉県に戻ります。

まずは担当しているジュニアの側を離れること、申し訳なく思います。

文では到底伝えきれないこの想いを私なりに少しでもここに書かせて頂きますので少し長くなりますが、覚悟が決まった方からどうぞ最後までお付き合いください。

私はアカデミー福岡校で一般ジュニアクラス、選手コースを主に担当させていただいておりました。

一般ジュニアクラスではほとんどの子たちがラフでテニスを始めて少しずつ楽しく楽しくテニスというスポーツの魅力に気づいていく姿が本当に輝いていました。

今では「あの子が体験に来たときはこんな感じだったな〜。」「初めてサーブがうまく入った時、すごく喜んでたな〜。」と多くの瞬間を懐かしく思います。

多くのジュニアのファーストコーチになれたことが本当に幸せです。みんながテニスコートに来ることを少しでも楽しいと思ってもらえるように大人ながらバカをやったり、小学校低学年に「つまんない。」と言われるようなギャグを言ったりしましたが、なんとかそのおかげでみんなと仲良くなれた気がしてます。保護者の方からはどんな目で見られてたかはわかりませんが…（笑）みんながこれからもっともっとテニスというスポーツの楽しさに気づいてくれることを願ってます。

最後のレッスンではお手紙をくれた子、写真撮ってくれた子、みんなありがとうね！

そして、選手コースのみんなには自分なりに常に最善を尽くしたつもりです。

たいした選手ではなかったですが、選手活動をしている私でしか伝えられないことや、勝負という厳しさ・大変さ・苦しさ、ボールを通して、言葉を通して、たくさん伝えたつもりです。

キツい練習も多く、厳しい言葉をかけるときもありましたが1年半ついてきてくれてありがとう。

年齢的にも近く、言ってることが理解できなったり、納得いかない時もあったと思うけど、5年後、10年後に「あ、伊藤コーチが言ってたのはこういうことか！口うるさくいってもらえてよかったな〜。」と思ってくれたらそれが私の幸せです。次に会うのは全国の舞台のはずなので、楽しみして待ってます。良いチーム、良いライバル、良い選手になってください。

そしてこの1年半、マッチ練習で1度もみんなに負けることがなかったので私を倒せるようになったらラケットを持って千葉に来てくださいね。

選手としてもコーチとしても純粋にテニスに取り組むみんなの姿勢には本当に刺激を受けていました。

ちさ、りゅうのすけ、あいみ、ひまり、ゆうき、さき、ありさ、しおり、たかし、いおり、はるき、はる、えいと、ゆうしん、けんた、、、、、、、あ！こうたろう！（笑）

また会おうぜ！

本当に本当にありがとう。

そしてアダルトクラス、育成コースの皆様。

担当がなくあまりレッスンをすることがないにも関わらず、いつも試合会場に足を運んでくださったり、温かく声をかけてくださり本当にありがとうございました。

少しでも皆様のテニスライフのサポートができていれば嬉しく思いますが、いかがでしょうか。

まだまだという方は“テニスバカ“な私の相棒の井上コーチがいるので是非これからも彼と共に素晴らしいテニスライフを送ってください。

育成コースのみんなは私がアカデミー福岡校に来たときはコートでもうまく自分の表現ができていない子が多かった印象です。しかし、少しずつ個性が出て、自己表現が上手くなり、つい先日のサーキット大会でも多くのジュニアがマスターズに行くなど、確かな結果がでています。目指すべきステージを明確にして、今しかできないことを全力でしてください。好きなことを全力でできることはとても幸せなことであり、勝負以前にまずは常にベストを尽くしてほしいです。あまり直接レッスンやアドバイスができなかったですが、温かい挨拶をいつもありがとう。強くなったみんなにまた会いたいです。

さて、予想通り長くなってきました。

私もここで一旦自分自身の選手活動に区切りをつけます。振り返ると、負けて車で大泣きしたことも、その分必死になって練習したことも、勝った瞬間のあの喜びも全てが輝かしい思い出となってます。

負けたらつまらないし、上手くいかなければ辞めたくもなりますが、諦めずに最後までやり遂げてよかった。辛く、苦しく、キツイことばかりですが、全てを含めてテニスって楽しい。勝負って素晴らしいなと思います。

どんな時も諦めずに挑戦していれば必ず良いことがあります。

その良いことが勝つことなのか、なにかに気づけることなのか、なにか新しい景色を見れることなのかそれは誰にもわかりませんが、必ず良いことがあります。

私はこうして素晴らしい仲間に出会えたので自分自身のテニス人生を通して“頑張っていれば必ず良いことがある“ということを証明できたかと思います。

最後に。

私自身テニスコーチをするのが人生で初めてだったので至らない点がたくさんあったかと思います。伝えることの難しさ、行動することの大変さを痛感していました。

しかしその反面、伝わった時の嬉しさや教え子が勝った時の嬉しさは一生の宝物です。

皆様のテニスライフの1人の登場人物になることができて本当に幸せでした。

こうして出会えたこともなにかの“ご縁“ですので、またどこで見かけたら声かけてくださいね。

必ずまたどこかのテニスコートで会えると信じています。

それでは皆さん。

本当にありがとうございました。

伊藤　隆

エンジョイ☆テニス

アカデミー福岡校の伊藤でした。