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こんにちは、福岡市南区にあるインドアテニススクールラフ大橋東校の尾茂田です。
シングルスの強い二人が組めば、ダブルスも強いと思っているジュニアの子がいたのですが、
実はこのように考える方は非常に多く、「シングルスがあれだけ強ければダブルスも強いだろう」
また逆に「ダブルスが強ければシングルスも強いはずだ」と思っている人もいらっしゃいます。
私が高校生の頃団体戦の試合に出ていた時に、相手チームからシングルス№3・ダブルスが№1で出ていたメンバーに対して、
「シングルスが№3で、ダブルスが№1と言うのはおかしい、ランクをわざと落として、一つ勝ちを確実にしているんだろう」
と言われた事がありました。
確かに、団体戦はそう言った作戦はありますが、
「シングルスがNo.1で、ダブルスがNo.5の実力だって充分あり得る」
シングルス、ダブルス共にバランスよくやれば、そんなことはなくなると思います。
以前に、ダブルスでグランドスラム決勝進出経験がある二宮真琴選手が「シングルスとダブルスは全く別なスポーツ」と言われていましたが、
何が違うのか以下に列挙してみました。
① コートの広さ
これは、テニスをプレーされる方で知らない方はまず居ないと思われますが、
日頃、片方しかやっていないと、身体が覚えたコート感覚、脳が知っているコートの広さがインプットされてしまう。
主に、クロスに関するショットに出てしまい、とっさの時に、いつもプレーしているコートに行ってしまいます。
シングルスプレーヤーだと、ダブルスコートでは甘いクロスになってしまい、ダブルスばかりやっていると、シングルスではアウトになる。
これを日頃から両方やっていると、脳を切り替えるだけでコートに入るようになる。
「今はダブルスをやっているんだ」
そう思うだけでコートにボールが入るようになりますが、偏るとそれが出来ないのは当たり前なのです。
② ネットの高さが違う
シングルスではシングルスボールを使いますので、両端がやや高くなる。微妙ですが、今度はストレートにボールをコントロールする時に影響が出る。
③ 当たり前ですが二人でプレーする。
これは前回のブログでも、私が一般の方とテニスをする理由として書きましたが、
二人でプレーすると言うことはコンビネーションが必要となる。
コンビネーションはダブルスでしかあり得ない。
前衛にいるとき、ファーストサーブの入る位置を教えてもらった時のポーチの判断、
ポーチもダブルスしかない。
ボールのカットを積極的に行くのは当然ですが、雁行陣の時はカットできても低すぎるボールはカットすると浮いてしまい、逆に相手のチャンスボールになるので出ないといった判断。
アイフォーメーションの時に、間違えて二人とも同じ方向に動いてしまったり(やってしまったことあります(-_-;))
こんなのやっちやうとペアに呆れられますね。
これらは、ダブルスをやらないと絶対に身に付きません。だから練習が必要なのです。
実は、コーチたちは、レッスンでプレーするダブルスは得意かもですが、シングルスは苦手かもしれません。
ちなみに、シングルスとダブルスでは運動量が違い、すべてを1人の力でこなすシングルスの方が、2人でチームワークとして行うダブルスよりも消費カロリーは大きくなります。
70kgの人が一般的な練習である2時間行なったと仮定した場合、その消費カロリーは、ダブルスで662キロカロリー、シングルスで1073キロカロリーと算出できます。
消費カロリーは多いということは、これからの季節は、熱中症対策をしておくと良いかもしれません。
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エンジョイ☆テニス
福岡市南区にあるインドアテニススクールラフ大橋東校の尾茂田でした。