毎週金曜日に『テニスのためのケア・コンディショニング』を書かせていただいている
テニスアカデミー ラフ大分校トレーナー兼スマートフィットネスチーフトレーナーの柴田太資です。
先週はテニス肘について書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
肘が痛いから肘をケア…
もちろんこれは大切ですが
根本的な原因はほかにある可能性もあり、
テニス肘の場合は
肩甲骨周りの硬さや衰えの可能性があるということで
【肩甲骨周りの体操】をご紹介させていただきました。
ブログアップ後たくさんの方から
感想やご意見を頂き
「ほかにどんな原因があるの?」
というお話になり、
その中で盛り上がったのが
「スィートスポットに当てる」ために正確なポジションへ移動ができているのか?ということです。
①スィートスポットに当てられない
②手打ちになる
というのはもちろんスキルの部分が大きく関わりますが
そもそも
『打点にうまくはいれない』
と、スィートスポットにうまく当てられなかったり
何とか腕を伸ばしてラケットに当てて手首に負担をかける
なんてことにつながります。
そこで今回は
動き出しの第一歩目が素早くなるトレーニングフロントランジをご紹介!
【フロントランジ】
①足を前後に大きく開き前脚に体重をかける
(後ろの踵は浮かせる)
②後ろ足の膝が床に近づくようにしゃがんで立つ
NGフォーム
①膝がつま先よりも前に出る
②膝が外に開く
③膝が内側に入る
膝は前から見ても横から見ても
つま先の真上にあるように意識しましょう!
一歩を素早く踏み出すためには
サッと移動して勢いがついている体を
片足で受け止める筋力が必要になります。
その筋力がないと脳は
「素早く動いてはキケン!」
と判断し動きをセーブして、
一歩目が遅れる、歩幅が小さくなる
ということが起こるのです。
フットワークの練習や、目の能力
相手が打つ際の予測や判断など
大切なことが他にもありますが
筋力もセットでつけていくと
素早い動きづくりの手助けになり
ケガの予防にもつながります!
まずは片足10回を目安におこないましょう!
怪我無く、楽しいテニスライフをラフで満喫してください!
エンジョイ☆テニス
スマートフィットネスチーフトレーナー柴田でした!
(動きづくりのご相談はお気軽にお声掛けください!)